Category: booklog&puboo
 
過去のインタビュー記事を眺めてみた
なんとなく過去にパブー・ブクログで受けたインタビューを並べてみました。
(漏れがあるかもしれません)

2010年11月22日
「ブログ感覚で作れる電子書籍」の快進撃~「パブー」吉田氏に聞く(前編) (1/4) - ITmedia eBook USER

2010年11月29日
「ブログ感覚で作れる電子書籍」の快進撃~「パブー」吉田氏に聞く(後編) (1/4) - ITmedia eBook USER


2010年12月22日
OnDeck 創刊号 ベンチャー探訪:パブー

2011年09月05日
まつもとあつしの電子書籍最前線Part4(前編)電子本棚『ブクログ』と電子出版『パブー』からみる新しい読書の形 | ダ・ヴィンチ電子ナビ
(有料の本です)

あんまり言ってること変わらないな。
周りの状況はかなり変化してきているので
その時々で注力するポイントは変わってきてるんですけど
基本的な考え方についてはパブーのリリース当初から
特に変わりがないんじゃないかなと思っています。

やりたい、或はやるべきだと思っていることでも
タイミングを待ってる事柄もけっこうあったりします。
世の中がこう動いていくだろうということを信じていても
どのタイミングで何を表に出していくかというのは
早くやればいいっていうものばかりでもないなと。
とはいえ先行してやれたこともあれば
逆に遅れていることもあるので
うまくあわせてやっていきたいものです。

| 10:29 | booklog&puboo |
 
 
β版出版というかたちとBuild Measure Learn
パブーで「CodaでつくるWebサイト制作入門(Coda 2対応) - ともすたBOOKS」
という本が販売されています。

この本の解説から引用させていただくと
---
Codaは米Panic社が提供する、Mac向けWebサイト構築ソフトです。

コーディングからプログラミング、リリース作業やサーバー管理まで、
あらゆる場面で非常に頼りになる存在のソフトですが、それだけに使い方が複雑で、
最初にどこから手をつけたら良いのか分からなくなってしまうこともあるでしょう。

本書では、そんな「Codaをこれから使ってみたい」という方を対象に、
Codaの魅力や便利な使い方、他のソフトとの組み合わせ方など
「マニュアル」を超えた、Web制作の実践に特化した内容を目指して執筆いたしました。
---

というものなのですがお話したいのはCodaそのものではなく
この本の方です。

この本は現在【執筆中】という形で販売されています。
7月19日現在では500円(税込み)ですが
完成すると900円程度になると予告もされています。
とても電子書籍らしいなあと思うのですが
そのポイントをあげてみます。

書き手側にとって
・書いている途中でも収入を得る事ができる
というメリットがまずあります。
今回のこの本は目次が公開されていたので
読者側はこの後何が追加されて行くのかわかるのですが
場合によっては読者の反応を見ながら追記していったり
誤字脱字を含めた間違った部分の修正であったり
当初予定外の内容を書き足して行く事もできるでしょう。
物語であればストーリーを変えていくことすら可能です。
携帯小説なんかではこういうことは発生していたと思います。

読み手側にとって
・先物買いをすることで安く手に入る
パブーの場合は購入済みの本の内容がアップデートされても
そのまま何度でもダウンロードすることができますので
追加料金等を払う必要はありません。
早く見つけることに価値がある、ということもできますし
ある種応援の意味も含まれるかもしれません。
本に関与する度合いが大きくなるケースもあるでしょう。

#ちなみに大きなバージョンアップになる場合は
 「Aという本を持っている人にはBという本を割引価格で販売する」
 ということもパブーではできますので
 バージョンアップ版を別売という方法も可能です

ですが
上記にあげた個々のメリット以上に大きなポイントがあると思っています。
これまでの「物体」としての書籍の制作販売フローにおいては
完成版ができるまではお金にならなかったわけです。
一生懸命完成形をつくりあげるまではキャッシュインのポイントがなく
完成すると同時にようやく販売できる。
ある種のギャンブルのようなものになっていました。
(近しいところで予約販売という方法はありますね)

この構造はファミコン以降のコンソール型ゲームも同様ですし
音楽CDも同じ、コンテンツを物体の形で販売する場合には共通でした。
それが少しずつリリースすること、リリースしながら修正していくこと
リーンスタートアップで話題になっているようなBML(Build Measure Learn
フィードバックループをコンテンツの制作販売の中に組込んでいけるようになった
というのがとても大きな事だと思います。

話が多少脱線しますが
コンソールゲームとソーシャルゲームの違いって
コンプガチャだとかそういうことじゃないと思うんですね。
課金のハードルが低いっていう環境要因はもちろん大きいんですが
大きい博打をはらなくちゃいけないコンソールゲームが
そのリスクを下げるために続編頼みに傾斜していったのと対照的に
(特に初期の)ソーシャルゲームがゲーム性やクリエイティビティとは別に
その売上を伸ばして行ったのは、BMLサイクルの問題だと思っています。
小さく作って大きく育てる。反応のいいところに注力する。
そういった制作開発過程も含めたビジネス構造の対決が発生している中で
コンテンツやクリエイティビティ、作品そのもので太刀打ちしようとしても
なかなか難しいところがあると思うんですね。
やはりそれは経済行為ですからお金の集まるところに優秀な人は集まる。
ソーシャルゲームのビジネス構造がある程度明らかになって
なおかつソーシャルゲーム間での競争も激しくなってきたこれからが
クリエイティビティや作品そのものでの勝負になってくるんだと思います。

話を戻しますと
全く同じことが「本」「書籍」の世界でも発生すると思ってて
codaの本はその第一歩目を踏み出している
ということでとても重要な取組だと思っています。
ちなみに既存の本の世界でも雑誌は近いところがありますので
書籍と雑誌については世界がかなり違うなあと思うところもあります。

完成形が見えているなら執筆中でも販売開始していいし
それを応援して買ってくれる人もいます。

パブーでももう少し「執筆中」「β版」の状況をわかりやすくしたり
割引の設定を簡単にできるように、側面支援をして行きたいと思います。

もっと本をインターネットに
というのをブクログ社のミッションにしているのは
こういうことでもあります。

面白くなってきた!
| 18:22 | booklog&puboo |
 
 
パブー2周年
puboo2years.jpg
パブーが今日6月22日をもちまして
2周年を迎えました。
ちょうど2年前、日本でiPadが発売されて1ヶ月ほどが経過した頃
パブーは産声をあげました。
今では2万5000近い作品を公開・販売していただいております。
まだまだパブーでやりたいことは沢山ありますし
電子書籍の先のインターネット書籍、のようなものを目指して
仕組みの面でいろいろとお手伝いしていきたいと思っています。

2周年を記念してパブーコレクションという本をつくりましたので
こちらもご覧頂けると幸いです。

もあわせてどうぞ。

次は何をやろうかな。

| 16:04 | booklog&puboo |
 
 
ガケ書房さん
 
京都にガケ書房という本屋さんがあります。

先週京都出張の時に白川今出川のガケ書房さんに行ってきました。

上の写真のように車が飛び出している
謎エントランスを目印に行ったのですが
入り口横で占いをしている人もいました。
ますます謎です。

店内は新刊書籍よりもリトルプレスや古本が目立っていて
手ぬぐいやCDなども置いてあります。
通販のページもありまして
その下の方には
たぶん、ガケ書房にはその目的の本はありません。
しかし、目的外の本がそこにはあります。
とあります。
私も出張で来ているのを忘れて色々買ってしまいました。
店長さんとも少しお話できてよかったです。

ペパボの京都スタジオからはちょっと行きづらいのですが
自転車だとそんなに大変でもなさそうだし
また天気のいい日には行ってみたいと思います。

| 15:54 | booklog&puboo |
 
 
ニコニコしょうてんがい
 
パブーの第1回絵本コンテストで大賞になった
「ニコニコしょうてんがい」が紙の本として出版されました。

作者のソ・ミジさんとは大賞受賞後もいろいろとご縁がありまして
副賞ということでiPhone/iPadアプリをつくってみたり
NHKのconnectという番組に取材していただいたときには
ミジさんのお宅にお邪魔したりもしました。

今回はエンブックスさんという出版社から
ペーパーバック絵本という形で出版されました。
パブーをきっかけに、というわけではないかもしれませんが
いろいろと活躍の場を広げておられて
素晴らしいなあといつも思っております。
これからもよりいっそうのご活躍を期待しています。

ニコニコしょうてんがい(パブー電子書籍版)
ニコニコしょうてんがい(iPhone/iPadアプリ)
| 20:12 | booklog&puboo |
 
 
株式会社ブクログ
 
ブクログパブーがペパボから分社化されました。


分社化の経緯については以前の記事 「ぶくろぐぶーしゃか」で
書いた通りではあるのですが、本日から改めて新会社ということで
またちょっとあらためて振り返って考えてみました。

ブクログはペパボ創業者であり元社長の家入さんが
2004年に個人の趣味として作ったサービスです。
たぶんご本人ももう忘れてると思うんですけど
本を並べて公開できるサービスやりましょうよって話をしていて
その日の夜に「作っちゃった」っていうような
確かそんな経緯だったと思います。

それから長らく本棚公開サービス、蔵書管理ツールとして
ユーザーさんに使っていただいていました。
その後家入さんがペパボを離れ、別の事業やいろんなことで
忙しくなってきた2009年のタイミングで
ペパボにサービスを譲渡してもらい
僕が担当ということになりました。
それからはより「事業」として考えてきました。

ブクログは今後「本と出会う場所」として
より進化していけると感じています。
今一番僕らが期待をしている興味グラフ(インタレストグラフ)や
紙と電子分け隔てなく作品を管理できる方法等々。
自分自身も本当に楽しみです。


パブーは2010年6月に開始して以来、もうすぐで丸2年を迎えます。
wish2010で大賞と毎日.jp賞をいただいたこともありましたし
いろいろと機能追加やコンテスト企画を重ねながら進んできました。

電子書籍を読む、という行為がまだまだ一般化していない中
あたらしい書籍の形を模索し、挑戦している最中ではあります。

とかく電子書籍というと中抜きだとか出版社や編集者はいらない
というような話になりがちなところもあるのですが
個人的には最終的に「本」かどうかを決めるのは
「編集意図」ではないかと思っています。
ただのチャットログのようなもの、twitterでの会話も
編集の有る無しで本らしきもの、書籍らしきものになるし
ただのログと本を分けるのはその編集意図でしかないと。
まだこれは本当にぼんやりとした感覚でしかないですが
同時に実感でもあります。

紙の本ができるまでの制作フローからも自由になって
よりインターネット的な本の作り方・作られ方を模索し
そういった本がたくさん集まる場所にパブーをもっていきたいと思います。
ソフトウェア開発風にいうと、よりアジャイルな本の制作フロー
みたいなことです。


割引設定機能というのはAという本の購入者にBという本を割引で
販売できる機能です。
全3巻の本をまとめて購入すると割引が適用される
というようにも使えますし
ソフトウェアのバージョンアップ版販売のようなこともできます。
例えば「パブーの使い方 ver.1」の購入者には
「パブーの使い方 ver.2」を500円で販売するが
初めてver.2を買う人は1000円で、とかですね。

こういう電子ならではのborn digitalな仕組みを
色々と提供していきたいと考えています。
電子書籍からインターネット書籍?に進化しなければ。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

| 14:39 | booklog&puboo |
 
 
co-ba libraryさんとブクログ
 
co-ba libraryさんという素敵な場所が渋谷にあります。


渋谷にあるコワーキングスペースco-baの上階に
今月オープンしたばかりのスペース、 co-ba libraryは
コワーキングスペースであり、シェアライブラリーでもあります。

コワーキングスペースに集う人同士を
その人が持っている、或はおすすめする本を通じて
繋げていく事ができたら、そんなコンセプトがあると伺い
これはブクログと通底する考え方だ、ということで
シェアライブラリーの蔵書管理をお手伝いすることにしました。

co-ba libraryの会員の人は本棚のうちの1つのスペースをもらい
そこに10冊程の本を置いておく事ができます。
好きな本を並べるも良し、オススメしたい本を並べるも良し
自分はこういう人間だということがそこからわかるような
そんな本棚をつくることで、誰かの目に留まる事もあるでしょう。
しかしリアルの空間にはやはり大きさの限界もありますし
蔵書を全部並べる事はできません、ということで
その場合は「続きはブクログで」という流れになります。

また今co-ba libraryにはどんな本があるのかな
ということもわかるように専用ページを作っています。
もう少しで公開できると思うのでお待ちください!


ところで。
そんなco-ba libraryさんでトークイベントがございます。

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「いま、本を発見するということ」

開催日時:6月3日(日)19時 開場/19時半 開始/21時半 閉会
定員:30名
会場:co-ba library(渋谷区渋谷3-26-16 第5叶ビル 六階)
費用:2,000円(軽飲食つき)
協賛:サイボウズLive 

■ゲスト(敬称略)
米田智彦 Tomohiko Yoneda
現代編集者、コンテンツディレクター、文筆家。
著作に『これからを面白くしそうな31人に会いに行った。』(ピエブックス)、
『USTREAMビジネス応用ハンドブック』(アスキー・メディアワークス)等々。
昨年、生活実験企画「ノマドトーキョー」で家を捨て11ヶ月間、東京各地を旅した。
その顛末を年内出版予定。

吉田健吾 Kengo YOSHIDA
ブックレビューコミュニティ「ブクログ」、
電子書籍作成・販売プラットフォーム「パブー」を企画・プロデュース。
6月1日より株式会社ブクログを設立し代表取締役社長に就任。 

綾女欣伸 Yoshinobu Ayame
1977年鳥取県生まれ。朝日出版社第五編集部に勤務。
2012年より新シリーズ〈アイデアインク〉を編集。
初弾は津田大介著『情報の呼吸法』とグリーンズ編『ソーシャルデザイン』。
その他に、管啓次郎訳『チェルノブイリ 家族の帰る場所』、
長沼毅著『世界をやりなおしても生命は生まれるか?』などを編集。

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ご興味おありの方は是非いらっしゃってください。

ちなみに僕はこの日誕生日ですので
プレゼント持参で来てくださってもかまいません!

お申し込みはこちらからどうぞ。

| 19:16 | booklog&puboo |
 
 
デザイニング展でトークショーしてきました
デザイニング展(5/9)トークショーに出ます
こちらが昨晩開催されました。

BIZCOLIという素敵な場所をお借りする形で
パピエラボ江藤さんとモデレータ高橋さんと僕の
3人で19時半から21時過ぎまで。
なかなか面白い話ができたんじゃないかと思います。

これまでもなんどかトークショー的なものや
パネルディスカッションに出たこともあるんですが
3人ぐらいでちゃんと事前の前提が共有できていると
いい感じに進められる気がします。

ちなみに一番やっちゃ駄目なパネルディスカッションは
それぞれの自己紹介で時間が終わるやつ。たまにある。

質問された方のコメントにもあったんですが
パピエラボやパブーの紹介というよりも
それをやってる江藤さんと僕の話というほうが
色合いとしても濃かったと思いますし
何を思って何を大事にして今それをやっているか
というパッションみたいなものとか
これから何をしたいと思っているか
というようなことが伝わったとしたら幸いです。

すばらしい機会をつくってくださった
高橋さん、デザイニング展のスタッフのみなさん
ありがとうございました。


その後打ち上げで連れていってもらった
もつ鍋が超絶うまかった。大満足。
どこかは内緒です。

| 10:25 | booklog&puboo |
 
 
ブクログ図書室 Powered by MOV Library
 
4/26に渋谷にオープンしたヒカリエの8階に
Creative Lounge MOV(モヴ) という会員制ワーキングスペースがありまして
エントランス部分にaiiimaというギャラリースペースが3つあります。
そのうちの1つがwebサービスを実空間で体感できる「inf/off」をテーマに
しているということで「ブクログ」とのコラボによる展示を始めています。

 MOVの中には元々Lライブラリースペースがあり
ユトレヒトさんがセレクトされた
ビジネスやクリエイティブ職のヒントになるような本が
沢山置いてあるのですが、5/15までの期間限定で
それらの本の一部をに出張してもらって
「ブクログ図書室」をつくってみました。

5つのテーマにそったそれぞれ25冊ほどの本たちが
実際に手に取って読めるように展示してありますし
ブクログの本棚も1つiPadからプロジェクターで
並べて表示させてもらっています。

本のセレクション自体もとても面白いですし
実際の本棚とweb上の本棚が並んでいる図
その場で本に関する引用(や感想)を紙で投稿してもらえる
という企画などなど、ヒカリエにお越しの際は
ちらっとお寄りいただけると幸いです。

お隣のナカダイ渋谷市場さんの展示も面白いですし
MOV自体もとても素敵な場所なので合わせてご覧ください!

| 21:26 | booklog&puboo |
 
 
ぶくろぐぶーしゃか
booklog_logo.png  

こんにちは。しばらく放置しておりました当ブログですが
ちょっと長めに書きたいことも出てきましたので再開します。

さて。
来る6/1にペパボのサービスである「ブクログ」「ブクログのパブー」を
分社化して「株式会社ブクログ」をつくり、そこで社長をやることになりました。

2010年は電子書籍元年なんてことも言われたりしたんですが
そこからの歩みがどれほどのスピードかというと
正直まだまだだなあと思いますし、2010年の6月22日にパブーを
リリースした僕らもまだまだ大きな動きをつくるには至っていませんが
今年はかなり動きそうな感じがしてきています。

ブクログは紙も電子も分け隔てなく読書管理、蔵書管理ができる
サービスとして進化させていこうと思っていますし
パブーでも着実に事態が進行している手応えが出てきました。
双方ともいくつか仕込んでいることがあるので
おいおい発表できると思いますし自分としてもとても楽しみです。

ペパボの理念である「もっとおもしろくできる」はそのままに
「本をもっとインターネットに」していくべく
よりいっそうスピードアップしてがんがんやっていきます。
僕はインターネットが好きな人間ですから
どんどんインターネットらしい、ビットらしい、
「本」のあり方を追求して行く所存です。

やるぞー。




#twitterのブログへの投稿は止めてみました。
 カテゴリー一覧とか月別アーカイブとかまだちょっと修正しなくちゃいけないな…。

| 04:26 | booklog&puboo |