<< October 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
2014.03.17 Monday

悪の法則

著者 :
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 : 2014-04-02

昨年後半はけっこうたくさん映画を見たのですが
その中でもかなり面白かったのが「悪の法則」
Yahoo!映画等のレビューサイトだとけっこう評判悪くて
今見たら2.8。まじか。
君たちわかってないな!(小声)

ブルーレイとDVDが出るということで
映画見てからかなり経ちますけどレビューしておきます。

 



キャスティングも豪華だし、予告編を見ていると
ハリウッド大作的な期待をしてしまうと思うんですが
徹頭徹尾不条理な「悪(麻薬)」の世界の話が続く訳で
正直スカッとするような話ではないんですね。
でもこういうセレブな豪華キャストには必然性がある
と僕は思いました。
自分たちには知性やお金や力があって、コントロールできると
過信してしまった、残念なセレブの物語であるが故に
立ち姿だけでそれが表現できる本物のスターがキャスティングされる
必要性があったと思います。

#以下は若干ネタばれになるので
 見てから読んでもらったほうがいいと思います。

そしてこの映画の本当の怖さは「命の格差」。
ルールを破ったセレブを追いつめるために
無尽蔵の名もなき人たちが襲いかかってくる、という怖さ。
命の値段の圧倒的な格差が裏には存在していて
その軽い命を大量に動かせる人物こそが
この悪の世界を牛耳っているという話。
むしろセレブたちが生きてきた世界の法則が通用しない相手たち。


名もなき登場人物たちが話すスペイン語が
字幕無しで進められる部分に文句つけてる人がいたのには
びっくりしたんですが、あれは自分のわからない言葉の中に
放り込まれる恐怖や得体の知れなさを演出しているわけで
アメリカでも英語字幕は出なかったんだろうと思います(推測)

最後に残る人物も黒幕というわけではなく
きっとその後に麻薬カルテルの差し向ける名もなき人々に
狩られてしまうんだろうと思う。
そして本人もそれをおそらく承知している。

テンポのよい会話劇と淡々とした暴力描写によい音楽。
最後にディスクが届いたときの絶望感足るや…。

よい映画だったと思います。

 

comment










最近のエントリー

最近のコメント

カテゴリー別アーカイブ

月別アーカイブ

プロフィール&リンク

検索

Search this site.

Booklog

twitter