| 線に課金 | 2009.01.07 |
今後もどんどんと難しくなっていくと思うんです。
急な話の入りでなんのことかというと
iTunesがDRMを全廃というニュースが出てますよね。
Macworld Conference & Expo 2009:iTunes Store、全曲DRMフリーに - ITmedia D モバイル
米Appleは1月6日、米サンフランシスコで開催のMacworld Conference & Expo 2009で、iTunes Storeで提供する楽曲をすべてDRMフリーとすることを含む、幾つかの変更を発表した。
流れからいって順当ではあると思うんです。
デジタルデータは本質的に複製可能で劣化しないし
インターネットによって流通コストが個人負担できるレベルに
下がってきている世の中にあって、
DRMで規制をしてっていうのは、どのみち無理が来る話だった。
濁流に土嚢を積むようなものだなぁと思ってました。
音楽でいえばDRMで流通可能性を阻害されている「プロの音楽」より
DRMフリーの「アマチュアの音楽」のほうが再生回数が多い
なんてこともあるわけで。
例えば乗換え案内でもニュースでもいいんですが
そういうものを有料コンテンツとして提供しているところがあったとして
無料で同様のことをされると勝ち目がないですよね。
無料の代わりに広告、というのも形を変えた有料提供なんですが
一切対価を求めず、目立てばいい、注目されればいい
っていうものと競争するのは大変だと思う。
ある種、対ゲリラ戦。
あと、これまでも「コンテンツに課金」できてたのかというと
入れ物である本やレコードやCDや、そういう物理的な「物」に
課金対象を託してたっていうのも実際のところ。
誰でもプリンターで印刷できる
誰でもCD-Rに焼く事ができる
誰でもYoutubeにアップして動画を配信することができる
等々
その部分の特権がどんどんとなくなっていく。
ある面難しい時代だと思いますし
ある面ものすごくエキサイティングな時代だと思います。
どこに課金するのかっていう話で別のニュースでは
Amazon S3で、新たなデータマネタイズ手法登場 - @IT
新機能のRequester Paysは、Amazon S3上に保存したデータを利用する場合に掛かる転送量に応じた課金を、データ提供者ではなく利用者側に対して行う仕組み。これにより、大きなデータを公開しても、それによって発生するトラフィックを公開者側が負担する必要がなくなる。
これはパケットに課金している携帯キャリアと似たようなもので
土管屋とも言われるような形。
あと最後のところにある
Amazon S3で、新たなデータマネタイズ手法登場 - @IT
これまで通り、1GB当たり15セントなど、Amazon S3上に保存するストレージ利用料は発生する。
これは場所代ですよね。レンタルサーバーみたいな話。
それで。
今後はやっぱりコミュニケーションの単位というか
アテンションというか線に対する課金が出てくるだろうと思う。
社内でも2年前ぐらいの年末の会議でそういう話をしたんですが
まだまだそういう取り組みはできていないので
今年はそういうことをやっていきたい。
コンテンツに課金するような形に見えて
実際は線の単位に課金をしていく。そんな妄想。
最後が急にぼんやりするのは仕様です。
| 16:22 | communication |