Category: book
 
本や音楽における既存流通のハック
著者 :
宝島社
発売日 : 2014-04-07

In Red が一番売れてるファッション誌だそうですね。
2位も同じく宝島社のSweet。

付録付き雑誌の立役者、宝島社が強い!30代女性向け雑誌1位、2位を独占 - IRORIO(イロリオ)
 
雑誌業界の人たちからすると「あんなのは雑誌じゃない」
「付録で売りやがって」っていう批判とかやっかみもあったりするみたいですが
もはや付録商法やってるの宝島だけじゃないですしね。

僕が思うのは、宝島社がやっている本屋で鞄を売るっていうアクションは
如何に日本の出版流通が優れているか(いたか)ということの証左ではないか
だということです。
日本の書店数って2013年でも14000店舗ぐらいはあるらしくて
その全体ではないにしても相当数の店舗に書籍の形をとることで
鞄等の別の商品の販路をつくることができる。
ブランド側からすると商品がおまけレベルであったとしても
認知度向上には確実に貢献しています。
書店数の推移 1999年から2013年:【 FAX DM、FAX送信の日本著者販促センター 】
しかも平積みの場所に置いてもらいやすい!
ファッション誌以外の付録付きムックも同様ですよね。

これって出版流通のハックですよね。

ただ、諸手をあげて賛成、賞賛しているわけではなくて
衰退するビジネスモデルの転換スピードを緩めてしまう
という側面もあると思っています。

本よりもざっくり10年程前からデジタルの洗礼を受けはじめている
音楽/レコード業界でも似たような話はありまして
AKBやEXILE等の販売手法も旧来流通のハックだと思います。
このあたりはさやわかさんの以下の著書に詳しいです。
 
「今の音楽業界は曲と歌、つまり芸術の素朴な価値を語りながらも実際には単にCDの売上を至上としている。そして、その尺度では捉えきれないものが既に音楽シーンには台頭しつつ、黙殺されている。 AKBはその実情に即した戦略を採らなければ自分たちの活動が広く認められることはないのだと自覚した。だから彼女たちは CDを売らんがために「AKB商法」へ乗り出したのだ。それは今の音楽業界に対する、アイドルから提示された率直な回答として見ることができるし、現状に正確に対応したやり方だからこそ、うまくいったに違いない。 - 70ページ」

出版業界でオマケ付きのムック本が流行ってきて、宝島社が一部から叩かれていたのと似たような構造を感じる。下降気味の業界にあって、ものすごく適応した商売の仕方が嫌悪されるというような話。

と以前レビューも書いていたんですが
実質はほぼなくなって権威だけが残っている販売ランキングを利用すること、
ミリオンという肩書きをもつことがその商法の動機になっている。
本質的にはCDを販売する必然性はないはずなんですよね。
少なくとも購入側には同じCDを数十枚数百枚買う必然性はないです。
握手券だけ、コンサートのチケットだけが手に入ればいいはずです。
AKBの場合直販での販売割合が高いことを考えると
流通のハックというよりも、ランキングの権威をハックしたと。

こういうこともあってか、日本の音楽ビジネスは欧米が着々と
フィジカルからデジタルに移って行くなかでも
依然としてフィジカルの販売が大きな割合を占めていて
デジタルを中心とした売上げ成長に反転しはじめている
他の国々と際立った差が出てきています。

レコード会社が価格を決めるのは日本だけ…国内も海外も音楽売上低迷 有料配信サービスは成長 | ニュースフィア  

個別の企業行動としては反対するところは全然なくて
ほんとに上手にやってるなーと思うだけなんですが
市場全体っていう視点にたつと、感想も変わります。
でもそういう意味での批判てあんまり見ないんですよね。
どうせ批判するなら建設的な批判から
新しいビジネスへの転換につながっていくといいなと思います。
 
| 16:48 | book |
 
 
6月に読んだ本
JUGEMテーマ:Book review

相変わらず漫画が多めですけどそれ以外にもヒットが多かった。
特に最大のヒットはこれ。

非常に優れたアイドルの歴史本だった。
(中略)
メディアアイドルからリアリティショーを通過してのライブアイドルという流れについてもとても納得度が高かったし、1971年以降の日本の「ポピュラー音楽の歴史」を解説した本としても面白い。
(中略)
僕はアイドルそのものよりもアイドル論を楽しむようなタイプなので、そんな自分にとってはど真ん中の本だった。AKB以外のアイドルが好きな人にもおすすめします。
レビュー全文はブクログで見てください。

南場さんの本もとても面白かったんですが、藤田さんの「起業家」と同様に
自分と切り離して読めないのでこうして感想を書くのには不向きだなと。

それ以外はこんな感じ。

ハイスコアガールと僕だけがいない街も大ヒット。
kengochi's ブクログ - 2013年06月 (11作品)
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| 15:52 | book |
 
 
機械との競争
結論とても面白かった。そんなに分量の多い本ではないしさくっと読めます。
レビュー読んでると思ったより装丁・デザインの評判が悪いんですけど、僕は逆にこうでもなければ紙の本で買わないなと思った。値段が高い、というのは同意します。

基本的に非常に面白く読めたのだが最初に(中身とは関係ない)残念なところを述べておくと原題の「Race Against The Machine」が邦題「機械との競争」になってしまっているところかなあ。せっかくRage Against The Machineにかけてあるので、なんか工夫できなかったかなと思いますけどしょうがないかな。

ということで、以下本題。

 中身としては「コンピュータができることがどんどん広がっている」ということに楽観的か悲観的かでものすごく評価が別れる本なんだなというのが、本を読んでなおかつレビューも読んだあとで持った感想。僕個人としては現状完全に楽観的なので、うんうんそらそうだよ。って思いながら読んだわけですが、そう思えない人もたくさんいて、現代版のラッダイト運動みたいなこともありえなくはないのかなと。いずれにしてもコンピュータが進化することは不可逆な変化なので、対応する以外ないと思うんですよね。

将棋の人間対コンピュータの対決であった電王戦とそれに対する反応等を見ていてもコンピュータに置き換えられることの生理的な恐怖感とか嫌悪感があるのかどうかっていうところで大きく見方が別れるんだなと思いましたが、将棋はルールもゴールもはっきりしているゲームであって、ただチェスよりも遥かに自由度と複雑性が高いのでこれまで人間が勝ってきていた、ということでしかないんですが、世の中的には「人間が負けた」という情緒的な反応も多かったりする。670台もクラスタリングして2.8億手も計算できるコンピュータと対当に勝負できるなんて恐ろしい人たちだなと思ったぐらいです。

 本当に人間がコンピュータに置き換えられるに至るには、攻殻機動隊でいうところのゴーストが宿るレベルまでいかなければ、いくらコンピュータの計算速度が速くなってもできることとできないことの深い溝はあると思ってるんですけどね。そしてまあその溝ももしかしたら僕の生きている間になんとかなってしまうのかもしれない。

特に面白いなと思ったのは、本書の核となる考え方で「人間の或は社会制度の進化がコンピュータのそれに比べて遅すぎて脱落者(失業者)が増えてしまうのだ」という論調。つまりは「人はコンピュータに仕事を奪われます。おわり」という話ではないということ。ここは悲観的に読むと誤読するポイントだと思う。
人間はコンピュータに負けますという主張をしているわけではなくて、コンピュータの進化が早すぎて「今の」人間社会が追いついていないんだよ、というのが本書の本筋。これはちょっと新しいというか、そんなに主流ではない見方で非常に面白く、かつ納得度が高いなと思いました。人間よ、もっと早く変われと。
例えば著作権とかそうですよね。完全にコピーすることが前提のコンピュータネットワーク上での情報のやりとりに、コピーライト(コピーする権利)っていうのは分が悪いというか、前提が違ってるのでパラダイムシフトさせるしかない。しかしこの例をあげただけでも、それぞれのコンピュータやネットワークの進化に対して、人間や社会制度を進化させることが如何に困難かということが実感できる話でもあり、それぞれの対応策が現実的に思えるのかどうかという問題は個別にそして山のように存在するのも事実ではあります。

もうひとつのポイントはこれまで「コンピュータにはできない」と思われていたことも、かなりの分野が今後カバーされていくだろうという予想。具体的には自動車の自動運転をあげていた。その他「ムーアの法則」的な話で、一定時間毎に倍々に処理能力が上がっていくことで大量のデータを処理できるようになることを、甘く見てはいけない、というような話。世間的には将棋もこっちにあったんだな、というのは電王戦の反応を見るまで実感が無かった。
ムーアの法則ともう一つあげられていた「チェス盤の法則」はドラえもんの「バイバイン」と同じ話で、2倍かける2倍かける…としていくと思ったよりも速く天文学的な数字になってしまうという、指数関数的な感覚。この2つをもって、コンピュータの進化スピードが如何に速いかを例示している。

そういった現状認識を受けたあとの第4章「では、どうすればいいか」で解説されていることは、テクノロジーにより開かれる市場に上限はなく、それぞれのマーケットサイズは小さくともマイクロマーケットのマイクロエキスパートが数千万存在することも可能だろうという話。少なくともアトムの世界、物理の世界のような上限はないのであって、何がそのマーケットサイズの上限になるかというと人の数と時間ぐらいのものだろうと思う。
そして具体的な提言として教育、起業家育成、投資促進、法規制・税制の変更(緩和)と19の項目をあげている。アメリカを対象とした内容だが、多くはそのまま日本にも当てはめて考えられると思う。というか最後の解説にもある通り、日本に比べてアメリカではよほど対応できているのではないかと思う事柄が並んでいるが、実情はそうでもないということだろうか。


最後に本書では「デジタル情報の経済学とは、一言で言えば希少性の経済学ではなく、ゆたかさの経済学である。」という。これだけでは抽象的でよくわからないかもしれないが、コピー可能な財、コピーすることで共有することが容易に可能な財、とその基盤となるインターネットに大きな可能性を感じているからこその表現だと思う。本書では未来を常に楽観的にとらえているし、そこに共感できたからこそ本書が面白く読めたのだろう。

一言で書くと「機械(コンピュータ)は人間の仕事を奪っているが、それは本質的に人間が機械に置き換えられるからではなく、人間の側の主に教育や制度設計といった部分がボトルネックとなって対応速度が遅いからだ。」というのが本書の主張で、納得度は高かった。やれることは沢山ある。

| 09:41 | book |
 
 
ブラスデイズ
 
中山智幸さんの書き下ろしの新作
ブラスデイズ」を献本いただきました。

今回は初の青春小説ということで
高校の吹奏楽部の物語だそうです。
今届いたばかりのホヤホヤなので
まだ全然読めていないのですがとても楽しみ。

空で歌う」に引き続き
名久井直子さんの装幀が素敵です。
イラストはウラモトユウコさん。

あ。中山智幸さんはパブーでも
色々と短編を公開してくださっているので
ご興味のある方はそちらも合わせてどうぞ。

明日新幹線移動があるので
その時に読もうと思います!


| 14:09 | book |
 
 
SPBSラボ:「これからの本屋さん」に行ってきました
SPBSラボ:内沼晋太郎×白川浩介×花田菜々子「これからの本屋さん」
というイベントがありましたので
昨晩SHIBUYA PUBLISHINGさんに行ってきました。

numabooksbook pick orchestraの活動で有名で
7月にB&Bという書店を下北沢にオープンされる内沼晋太郎さん
立川市を中心とした地域密着型の書店、オリオン書房の白川浩介さん
ヴィレッジヴァンガード川崎チッタ店店長で本棚部長の花田菜々子さん
という書店に対してのポジションがそれぞれ違ったお三方という人選。
終わってみて考えると絶妙だったなと思います。

まず最初に「東京に面白い本屋さんてありますか?」
という問いからスタートしたトークショーでは
オリオンパピルスさんがいいと言う話や
花田さんはガケ書房さんが好きだとか
無いから作ろうと思ってるんですという内沼さんと
それぞれ何かの物足りなさを感じつつも
「町の書店」と「本好きが好む書店」の違いなんかも
交えつつ面白い話が続きました。

中でもやはり内沼さんの話には
「5分で知的好奇心を刺激したい」とか
「本屋の利益率を改善したい」とか
「毎日イベントは無理じゃなくて、やると決めてから考える」とか
非常に熱い話題が多くてよかったです。

ビレバン社内でも本・カルチャーということの考え方について
売れるんだったら○○も置いていいじゃないか、いやそれはどうなんだ
と、よく議論になる、という話は非常に面白くて
売上利益が重視されるという環境の中でも
本屋であることを辞めない何かがやはりあるのだなと。
それは白川さんが仰っていた
デベロッパーが求める書店の機能と消費者が求める書店の機能に
違いがあるのかもしれない、という話にも
なんとなくリンクしている気がして非常に示唆に富んでいたと思います。

モノの値段というものは本当に合理的な意味があってついているわけではなくて
商売の論理上はほっておけば値段なんて下がっていくほうにしか動かないわけですよね。
そんな中でも書店の商売が成り立つように、取次や流通が超進化して
配本や返品の仕組みが確立されてきたわけで
その分業態勢が故に世の中の時流にアジャストしづらい
というのが現状なのだろうと思います。

そんな中でいろんな挑戦をされているお三方の話は
とても参考になりましたし色んなヒントがありましたね。
行ってよかったです。


| 11:54 | book |
 
 
松丸本舗
 

松丸本舗という本屋さんが東京駅近くにあります。

僕は松丸本舗が大好きで時々遊びに行くんですが
この本屋さんのすごいところは本の並べ方です。
中心になっているのはテーマ毎の棚作りなんですね。
撮影許可もらってくればよかったんですけど
忘れちゃったので言葉で説明することになっちゃいますが。
普通に背表紙が見えるように並んでる本が多いものの
ジャンルとか出版社がバラバラなので
見栄えはそろっていません。
表紙面を見せてある本もありますし
開いた状態で展示してある本もあります。

本棚と本棚の間の通路も一見迷路のように
ぐるっとまわるように作ってあります。

シリーズ毎とかきれいにそろった本棚だとスルーしてしまうのに
松丸の本棚には異質なリズム感があって
普段目に止まらない、ちょっと固い本が視界に入ってきます。
おかげで教科書のような本にも手が伸びます。

普通は分類や仕分けをするわけですよ。
シリーズでそろえたり文庫なんかだと出版社で並べたり作家で並べたり。

松丸の棚作りはそういうのとは全く異質で
本と本の関連性とかテーマごとで集めてあるとか
関連づけ、意味付けがされた本棚になっている。
例えばインターネットのセキュリティに関わるテーマだとすると
技術書のとなりにインターネットの歴史の本があったり
SF小説があったり。

こういう分類ではない本との出会いの演出の仕方は
デジタルの世界になっていくらでも過去作品が堆積していく世界では
非常に重要になってくると思うんですよね。

そしてまた紙袋を持って帰ることになるのであった。


| 17:04 | book |
 
 
リブロ福岡天神店
  
ペパボスタッフや友達も出品?している
「10zine&リトルプレスフェア」をやっているというので
天神の岩田屋7階にあるリブロに行ってきました。

 
こんな感じで奥の方に展示(販売)スペースがありました。
先日のトークショーで江藤さんもふれてらした
zineやリトルプレスといった表現形態、メディアは
やっぱり自由で面白いなーと思いましたね。
人工芝みたいな表紙のやつもありましたし。
(写真撮るの忘れたんですが
 10zineさんの記事を見ていただくとわかりますね)

お目当てのやつはこちら。
  

このフェア以外にもテーマ別の本棚作りもしてあって
なかなかに楽しめる本屋さんでした。
新刊があればいいっていう棚作りだと
わざわざ行く意味って薄れてきてますからね。

| 15:05 | book |
 
Comment
ケンゴさん、足を運んでくださり、見ていただき、買ってくださって、ありがとうございました...!他の本と違って、限られた場所でしか手にとれないということと、少数部数で作者と受け手の距離が近いのもzineの良さだなぁと改めて想いました。トークショー、とても新鮮な時間でした..!ありがとうございました!
posted by sen | 2012.05.13 |
 
文学フリマ行ってきました
 
文学フリマに行ってきました。

ねとぽよさんの記事にちらっと写っているのと
ペパボスタッフののんたんのブースを見物に行くというのが
主な目的でしたが、いろいろ見て回ると楽しいものですよね。

tsudaさんが売り子をしているというので
そこのブースで「ミニコミ2.0」を買ったんですが
よく考えたらこれ以前に阿佐ヶ谷ロフトのイベントで
買ってたんだった!
tsuda+のほう買っておけばよかった。しくじった。

あと前回も寄った久谷女子さんのところでは
「不機嫌メガネ男子論」を購入
久谷女子だよりは12時ぐらいでも売り切れてて買えず残念。 
メガネ男子論の方は最後のページに

   上機嫌
外交的   内向的
   不機嫌

というマトリクスがあったんですが
私はどの辺りに位置するんですかね。
パッと見不機嫌寄りに判断されがちな気がするんですが
中身的にはわりと上機嫌よりの人間だと思いますし
外交的か内向的かというのもどのあたりになるのか
うーん
いや、別にどっちでもいいですね。

あとbnkrという文字列をhbkrに似てる
という理由で何故かスルーしてしまいました。
うめ先生すみません。
前回も寄ったはずなんだけどな。
なんでだろ。akitectさんと同行してたからかな。

さて。
それでは現地製本できたてほやほやを購入した
「インターネットがつがつ」チームの
「インターネットひそひそ」をこれから読もうと思います。
| 16:34 | book |
 
 
iPhoneで本のバーコードを読み取ってブクログに登録する方法
[2010年3月15日追記]
ブクログのiPhoneアプリ出ました!
下記の方法をとらなくても
直接ブクログのiPhoneアプリから
バーコードの読み取りと本棚登録が可能になりました!

>ブクログ for iPhone
>ダウンロード




最近ブクログのモバイル版がリニューアルされました。
ケータイ電話でブクログ!ブクログモバイルをリリースしました。 | ブクログお知らせブログ

その中で「携帯カメラで簡単投稿!!メールで投稿」という機能も追加されました。
※iphoneユーザーの方
iphoneはデフォルトでバーコードリーダーが付いていませんので、「QuickMark」などの、バーコードリーダー機能のついたアプリが必要です。今後ブクログでも専用のアプリ開発を予定しておりますが、リリース日は決まっておりません。お待たせしてしまい申し訳ございませんが、どうぞもう少しお待ちください。
ということだそうなのでiPhoneでのやり方を解説したいと思います。



iPhoneには日本の携帯のようにバーコードリーダーが付属していないので
QuickMark - QR Code Readerというのを買ってください。
#注意1
 12月9日1時半現在 無料で提供されています!40000ダウンロード限定らしいです。
 確か僕が買ったときは確か115円だったような…。
#注意2
 レビューによるとiPhone 3Gの場合はうまく機能しない可能性があるようです。
 僕のは3GSなので問題なく動作しました。

アプリのダウンロードが終わったら1つだけ設定があります。
立ち上げたときに写真撮影モードになっている場合は
一度キャンセルをタップして「セットする」に進んでください。

その中の1次元バーコードの設定で
EAN 8/13
を選びます。
quickmark

アプリの設定が終わったら適当な本を探してください。
QuickMarkを立ち上げて本の裏側についているバーコードを撮影します。

booklog0
978...からはじまる上側の方をうまく撮影するようにしてください。
うまく撮影できれば
booklog2
のような画面になりますので
「メールを発送」を選びます。

そしてそのメールをブクログの投稿用メールアドレスに送信
booklog3
(gmailの例)

うまく送れたら
booklog4
こんなメールが返ってきて

booklog5
booklog6

ほら追加されましたヨ!

ということであなたのiPhoneで本のバーコードが読めて
さくさく追加できるようになります!!

| 02:05 | book |
 
Comment
QuickMarkのつぶやきを引用
Number of DL's are higher than anticipated,
promo will not last long at this rate
posted by gfun | 2009.12.09 |
 
雑誌の雑
portal shit! : 雑誌とTumblr
なんかもう、雑誌は死んだなぁって思う。自分が年を取って情報感度が低下してるってこともあると思うけど、本屋に行っても読みたいと思える雑誌がほとんどない。

Tumblrのdashboardは楽しいし、いまだに雑誌はよく買う方なんですけど
それはたぶん僕が世間一般レベルから乖離したぐらいの
情報ジャンキーだからだろうなという自覚はある。
とはいえ雑誌は死んだなぁという感覚はなんとなくあって
もしかすると「遊び」の部分が減ってきているのかもしれない
なんてことをなんのデータもなく思ったりする。

知らない何かと出会うために雑誌を買う必要は無くなりましたね。

というコメントが上の記事をquoteしていたTumblrの記事についてたんですが
総合誌といわれるもの以外は、雑誌自体がたいていカテゴリーを絞っていて
その上で多少ジャンル外の記事なんかもあったりして
そういうところに「知らない何か」との出会いがあったりする。
広告もしかり。
で、雑誌の雑誌たるゆえんというか「雑」な部分て
何でも入ってますよということなのかなと思うんですけど
そういう余裕がもしかしたらなくなってきているのかなぁ
なんてことをぼんやり考えたりします。
でもたぶんコンビニに行ったらまた何か雑誌買うと思います。
| 11:01 | book |
 
Comment
わたしはTVブロスだけは毎回買います。
あそこにはまだ私の知らない、もしくは私と共感できるものがあります。
雑誌ってすごく身近な感じなフリをしているけど、実はそんなに身近じゃなくて、与えるだけのような。
でも、ブロスは雑誌でありながら双方向な色が強い気がします。
posted by まいたけ | 2009.05.29 |
 
新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に
小林弘人
バジリコ
¥ 1,575
(2009-04-03)
Amazonランキング: 196位

元「ワイアード」日本版編集長のこばへん(小林弘人氏)が書いた
現在のメディア、主に出版、雑誌、新聞といったところから
現在小林氏の会社であるインフォバーンで運営している
ギズモード等のブログメディアまでを範囲とした
Publishing/Mediaの今と未来についての本。

publishの意味 英和辞典 - goo辞書
━━ vt. 発表する, (法律などを)公布する; 出版[発行]する.

出版社だ取次だという今の「ビジネスモデル」としての出版と
言葉の意味の原点である「publicにする」という意味での
publishの現在と未来を本当に鋭く見極めていて
それは伝統的な出版事業にも、ブログメディアにも
試行錯誤をしながら関わってきた人であるからこその説得力がある。

ワイアードは出版当時、僕も心酔していた雑誌で
山下達郎の歌に「アトムの子」というのがありますけど
さしずめ僕は「ワイアードの子」だと思うぐらいに
インターネットが広まり始めた世の中の動きや
未来像をワイアードを通じて思い描いていた覚えがあります。

ネグロポンテがいうところのアトムからビットへという話で
音楽でも何でも「デジタル化」可能なコンテンツについては
ほぼほぼ同じような構図が発生すると思うのですが
「出版自体はなくならないし、雑誌も新聞もなくなりはしないだろう
 ただ、今のビジネスモデルはレガシーなものになっていくだろうし
 今の企業規模が維持できるかどうかはわからない」というような話は
今の「会社」にとっては寿命の宣告に近い話であっても
そこから飛び出して何かやってやろうと思える個人にとっては
エールになるんじゃないかな、と思うんですね。
悲観的な話ばかりでもなければ
逆にインターネット万能論のような楽観的な話ばかりでもなく
極めて冷静に本質を見つめようとする視線が感じられました。

web業界や出版/メディア業界にいるひとは必読だと思いますね。


【参考】
『新世紀メディア論』をもっと深く読むためのレファレンス : ライフハッカー[日本版], 仕事も生活も上手くこなすライフハック情報満載のブログ・メディア

誰でもメディア宣言:日経ビジネスオンライン(元となった連載)

サイゾー創刊編集長が過激に提言!<死が迫る雑誌たち>のサバイバル術(前編) - 日刊サイゾー

サイゾー創刊編集長が過激に提言!<死が迫る雑誌たち>のサバイバル術(後編) - 日刊サイゾー
| 14:41 | book |
 
 
インフォコモンズ
佐々木 俊尚
講談社
¥ 1,365
(2008-07-17)
Amazonランキング: 94134位

佐々木さんの著書。
情報共有圏:インフォコモンズ
という概念がなかなか面白かった。
登録とか囲い込みとか所属というものとは無縁で
物理的存在ではない「関係性」として
情報を共有する不定形な人たちのグループ。

@ parallel minds: 中心の無いコミュニティ
blogフォーマットが共通のプラットフォームとして機能することで
いくらでもリストの組み替えが可能で、どういうコミュニティと見立てることもできる


昔MovableTypeを使いだしたころに
「中心の無いコミュニティ」だなと
思ったことがあったんだけど、それにも近い感覚。
中心というのは「場」であったり「テーマ」であったりなんですが
それらに近いものをインフォコモンズという名前で
定義づけているのかなという感じがしました。

こういうのってやっぱり社会学の範疇ですよね。
続けて濱野さんの本「アーキテクチャの生態系」を読んでみようと思います。

| 21:10 | book |
 
 
ビジネス書を読むか読まないか
事業家にしてみたら、 - Toru Takasuka の起業・経営
僕は本なんて率先して読まない。本で事業が成功するなら、本でコンセプトのヒントが得られるなら死ぬほど読むけどね。:-P
(略)
ビジネス本なんて、数年前に設定した仮説の実証事件が終わった後に第三者が勝手な解釈で説明しているに過ぎない。仮説にしても抽象的すぎて実践不能だ。


とてもよくわかる話。
でも僕はわりとビジネス書の類を読む方です。
ただ、書いてあることをそのまま実践しよう
という教科書としては全く参考にしませんし
なるわけもないと思ってます。その点では同意。

普段から考えに考えている、思考の引き出しにおいてある事柄を
違う分野のことで比較対照してみるのが一番の効果。
tempフォルダにたくさん置いてあるんですよね。
昨日の「マーケに対する嫌悪感」もそれ。

うん、意味がわからんな。

例えば大学時代僕は小さな劇団をやってたんですが
商学部の授業で株式会社の意思決定の仕組みが出てきた時に考えたのは
あー、自分の劇団でいえば株主はどうで、取締役はあれで
こうすることで意思決定と責任分担がスムーズになる、だろうか
みたいなことを思ったりしたもんです。
そういう意味で、世の中の道理と呼ばれるものを別の場面で対照してみると
どうなるか、ということをよくやりますね。
これはたぶん僕の思考の癖です。

ビジネス書以外でも認知心理学や社会学の本は好きでよく読みますが
その場合でもいつも自分の引き出しのことと無意識に対照しているので
僕が本を読みながらメモったリすることは
本の主題と直接関係ないことの方が多いです。

まあ世の中に既にオープンになってる方法を
そのまま使って成功できるなら誰でも成功できるわっていう話なんで
どうやって異分野に写像できるか、ぐらいですかね。

あと、新しい分野を勉強するときには
本を10冊ぐらい読んでからにします。
これは知り合いの人が昔mixi日記に書いてて
なるほど、と思ったのでその後実践してます。
世間一般のセオリーを知っておくのも
敵を知るっていう意味では悪くないですしね。
でもそれはあくまでセオリーってことで。
| 22:26 | book |
 
 
2冊買ってしまう漫画
またやってしまった。
ガンダム THE ORIGINで同一巻を2冊買ったのは二度目です。
確か16巻も2冊買ってしまった覚えがある。
うーむ。
そもそも既にストーリーを完全に知っている漫画なので
見たことない表紙だったりだとか
例えば「ララァ編」を見て「ララァって誰だろう、新キャラ?」
とか思ったりできないっていうところが問題なんだよなぁ。
在庫管理しなくちゃならんのか…。
JUGEMテーマ:漫画/アニメ


| 11:41 | book |
 
 
エルマガジン休刊
掘り出しニュース:Lマガジン09年2月号で休刊へ 関西の地域情報誌の草分け - 毎日jp(毎日新聞)
関西の地域情報誌の草分けとして知られる「Lmagazine」(京阪神エルマガジン、月刊)が、12月25日発売の09年2月号で休刊することが14日、分かった。発行元の京阪神エルマガジン社(大阪市西区)は、休刊の理由を「9月に創刊した新雑誌『Richer』(リシェ)に力を入れるため」としている。


関西の人間にとってはぴあより関西ウォーカーよりなじみが深かったエルマガジン。
実際エルマガが一番古くて、その後「ぴあ」「関西ウォーカー」と続いたんだった。
雑誌って広告でもってるんだなというのがよくわかる話。
28万部出ててもダメってことだよね。
広告媒体として生きていけるかどうかという。

嫁が昔エルマガ系のウェブサイトつくってるところで
バイトしてたりしたこともあるので
そういう意味でも親近感があったりしたんだけど。

それにしても休刊の理由がまた。
9月に出たばかりの新雑誌に力を入れるため。
こけたらどうするんだろうというか
背水の陣に近いところなんだろうか。

主婦の友社が主婦の友を休刊にし
京阪神エルマガジン社がエルマガジンを休刊にする。
そういう時代であります。
| 01:30 | book |
 
Comment
ちょっと、衝撃です、、、
エルマガ大好きだったのに軽くショックです。
posted by アヨハタ | 2008.10.16 |
 
コトバ/デザイン/アソビ
 

APMT4でも5人目のスピーカーとなっていた長谷川踏太さんが
web designingに連載していた「モノサシに目印」を単行本化した本
「コトバ/デザイン/アソビ」が発売になりました。

web designingの中でも異色の連載で
毎回フォーマット自体で遊んでいるような
雑誌連載からするとメタなレイヤーでの
「デザイン」が楽しみだったんですが
こうしてまとめて見るとすごいですね。
編集部は大変だったんだろうなと思います。
一度として同じ体裁のものがないし
本文がほとんどゼロ文字に近い回もあったり。
なんというかよくできた広告のクリエイティブに
近いような興味をひかれる連載でした。

毎回の連載の意図を解説していたり
色んな方との対談が入っていたりと
単行本ならではのコンテンツもあるので
連載が好きだった人、気になっていた人は
買って読むといいと思いますよ。
切り口、解釈、発想、アイデア
そういう刺激を得られると思います。
僕の頭の中のマッピングでは
なんとなく佐藤雅彦に近いところにあります。

で、上の写真はAPMT4でサイン本を買ったら
tomatoTシャツをもらえたのでした。
得したぜ。


評価:
長谷川 踏太
毎日コミュニケーションズ
¥ 2,520
(2008-08-22)
Amazonランキング: 47428位
| 21:40 | book |
 
 
GIANT KILLING

評価:
綱本 将也
講談社
¥ 570
(2008-07-23)
6巻というかこの作品自体のことなんですが
実に今の時代っぽいサッカー漫画だなと思った。
時代というより単に自分の世代のせいかもしれないけど
キャプテン翼よりもこっちのほうが
今風のヒーローだなと。
「GIANT KILLING」という最高に燃えるシチュエーションを
最初から用意してあるのもうまいし。

手元に無いのでうろ覚えですが、
主人公が新任監督として率いることになった弱小チームを
キャプテンとして長年支えてきた中心人物と対立する場面で
「何でも思い通りになると思うな!」
みたいなことをいわれて
「思った通りにしかならないのなんかつまらない」
というような話をしていたところが、たぶん2巻ぐらいにあった。

これは仕事でも自分がよく思う事で
上司の立場になったからといって
自分の思い通りにしたいと思った事はほとんどなく
どちらかというとバンドみたいなのが理想だなとよく思う。
世界観がはっきりしていて自分一人で完結してるんなら
卓録(って古いな。DTMでも古いか)でいいんだけど
でかい音を出したがるギターとか
おかずをいれたがるドラムとか
リズムキープにうるさいベースとか
そういうメンバーとやる事で発生する
ケミストリーというと陳腐なんだけど自分の想定以上にいいこと
が発生しないことには全然面白くないよな。
そういうことが発生するチームでありたいし
そんなチームを沢山つくっていきたい。とか思いますね。

漫画の話にもどすと
今のチームが強くなってしまっては成立しないので
そうなったら別のチームに移ったりするんだろうか、
というような心配をしてしまうぐらい
物語がどう転んでいくのか楽しみです。

#というかやっぱ仕事もGIANT KILLINGが燃えるでしょ。


JUGEMテーマ:漫画/アニメ
| 22:48 | book |
 
 
プロデューサーズ―成功したプロジェクトのキーマンたち
先日誕生日会としてCD交換をした佐野さんの著書。
随分前に読み終わってたんですが、ブログに書くのを忘れていました…。

最近は会社でマーケターの上長にあたる仕事もやってるもので
かなり自分の頭がマーケター脳になってきてる気はするんですが
どういう立場の人が読むかによって
響くポイントってたぶん違うんだろうな、
というぐらい様々な形の「プロデューサー」が出てきます。

個人的に一番インパクトがあったのは
「くまのがっこう」という絵本をつくられた相原さん。
「世界観のフレーム」
「デザインとしての完成度を高める」
「ロングセラーキャラクターの育成」
「おしゃれでかわいいだけの絵本は、普遍的な世界観とか
 コンセプトがないから弱くて広がらない」
等々、付箋をはった言葉がいろいろあります。
そもそも「キャラクターを開発する」という視点自体が
ものすごく面白いと思ったし、なにより絵本という世界が
「定番のポジションさえ作れれば、非常にローコストで
 リターンの大きいビジネス」であるという見立ても目から鱗。

デジタルステージの平野さんも面白い。
ご本人もほんとにお話が面白くて
「現象に名前をつける」ことがとても上手な方なんですが
収録されているインタビューからもそれがよくわかります。
彼らの製作にかける情熱や踏んでいく手順はとても丁寧で
色々と見習いたいなと感じているところも多いのですが
この本からもその一端が読み取れると思います。

オイシックスの高島さんのところからは
新規事業の立ち上げという経験を通した
経営者としての考え方が伝わってきますし
その他にも色んな方の「プロデュース」が読めて
ほんとに面白い本でした。
| 20:08 | book |
 
Comment
感想、ありがとうございます:-)

各キャスト、根幹にあるモノは似ている部分もあるのですが、
アウトプットしていく手法はそれぞれなので、

> どういう立場の人が読むかによって
> 響くポイントってたぶん違うんだろうな、

まさしくこういう感じになると思います。
posted by sano | 2008.07.17 |
 
妄撮 モーサツ
Tommy(写真)
講談社
¥ 1,785
(2008-06-12)
Amazonランキング: 12位
出来心で買っちゃいました。

やばいこれ。
写真集における発明。
もう今後全てのグラビア写真は
このフォーマットでいいんじゃないか。
ぐらいやばい。
| 12:32 | book |
 
Comment
キングに連載れていて、僕は、はまって単行本を
購入してしまい、何度も読み直して
いますよ
posted by BOOSUKA | 2008.06.26 |
 
そんなんじゃクチコミしないよ。 <ネットだけでブームは作れない!新ネットマーケティング読本>
そんなんじゃクチコミしないよ。

smashmediaの河野さんが書かれた
「そんなんじゃクチコミしないよ。」を読みました。
出てからけっこう時間がたってるんですが
今頃読みました。遅い!

さて。
全般的には「過剰に持ち上げられている
インターネット広告、特にクチコミ広告について
それはほんとですか?と冷静にツッコミをいれている」
というのが本書の趣旨だと思います。
確かに本質的な価値を提供していないようなものが
大手を振って商品として流通しているのは
なんだかなぁと思う部分が多いです。
クチコミ広告と言いつつ、商品になっているのは
イベントのセッティングであったりSEO効果であったり。
まあそもそもSEO効果についてもPPPみたいなのは
リンクファームと同じで、検索エンジン側の
さじ加減で飛んでしまうような類いのものだし。
ぶっちゃけノイズだよね、という。

そういう焼き畑農業みたいなのは
嫌だなぁと思います。ほんとに。

広告って本来は定型の商品を大量に売ればいい
っていう類いのものではなくて
会社や商品ごとにきちんと設計されるべきもので
広報も、商品設計も、広告も、ユーザーサポートも
顧客とのコミュニケーションポイントが
トータルでデザインされるのがベストだよなぁ。
って当たり前っちゃ当たり前のことだ。

広告かどうかは別として
tumblrのdashboardなんかを見ていると
あるクラスターにおいては情報の伝播性っていうのは
相当なレベルに進んでいて
そう考えるとクチコミに期待したくなる気持ちもわかる。
でもそれも極々一部だよ、というのが実際のところだな。

日常における「!」となった瞬間をどう簡単に切り取って
それをどう瞬時に伝えて行けるか(それがクチコミだと思う)
ということにはやはりとても興味があるので
まだしばらく色々考えてみたい。

#最後のネットクチコミ座談会はぶっちゃけてて面白かったけど
 読んでてけっこうハラハラしちゃいました。

| 19:45 | book |
 
Comment
テレビが出てきたときにラジオがなくなるとか映画がなくなるとか
そういう話が喧伝されたのと同じようなところで
大げさに表現する方が伝わりやすいってこともありますよね
というか大げさな話でないと伝わっていかないってことかな。
色々と誠実にやっていきたいなぁと思います。
posted by kengochi | 2008.06.19 |
紹介ありがとうございます!
おっしゃるとおり、事実認識としてネットが情報伝播に使われていることは間違いないのですが、その規模はまだ無視できるほど小さいですし(そういうことが今後加速することに準備をしつつも)現状認識を正しくすべきなんですよね。
まあ代理店とかジャーナリストとか商売が絡むとそういうのが吹っ飛んじゃうんですけどね。残念ですが。
posted by 河野 | 2008.06.16 |
 
Super Premium: Extraordinary Premium For Promoting Your Brand
評価:
---
AllRightsReserved
¥ 4,908
(2008-02-28)
Amazonランキング: 72430位
New Possibilities For Promotion Designs
Featuring over 100 premium designs!
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of new promotion designs!


洋書かと思いきや
日本の事例もかなり多くとりあげられており
資生堂、ドコモダケ、BEAMS、ユニクロ、groovisions
Sunday Vision、表参道ヒルズ、canon、1000%チョコレート等々
写真集としてみても楽しめる
ほとんどが写真で構成されている本です。

チョコでできたNike AirForce1とかかなり欲しいと思ったし
ヴィトンのけんだまはモノとしての迫力がすごい。
ノベルティといえどもそれぞれ本気度が見えるし
その本気度がブランドの価値に寄与しているものも
たくさんありそうに思う。
#もちろんそうでないのもあるだろうけど

よくできたクリエイティブっていうのは
眺めてるだけでも刺激を受けるし楽しい。
いい本をもらいました。


JUGEMテーマ:アート・デザイン


| 17:28 | book |
 
 
クラリネット症候群
評価:
乾 くるみ
徳間書店
¥ 620
(2008-04-04)
Amazonランキング: 6700位
良質の "現代落語"
乾くるみのイニシエーション・ラブが面白かったこともあり
次の本ということで買ってみた。
「リピート」と迷ったんですが
こっちのほうが薄くて2篇入ってるということで。

「マリオネット症候群」「クラリネット症候群」
という2つの作品が収録されているんですが
それぞれはまったく別のストーリーで
マリオネット症候群は女子高校生が主人公
クラリネット症候群は男子高校生が主人公
というぐらい。
ごろがいいからあわせた、ぐらいのことでしょうか。

マリオネット症候群は
何かの拍子に中身が入れ替わってしまうという
ありがちといえばありがち、
定番といえば定番の設定ではあるものの
入ってこられたほうの女子高生視点で
物語がすすむところがかなりユニーク。
女子高生の体にのりうつった男のほうではなく
のりうつられて、精神のみになってしまった
女子高生の何もできない状態からの一人称が新鮮で
さすが乾くるみ、想定を裏切り続ける結末まで
あっという間に読ませてしまいます。
いやぁ、これはないわw

一方クラリネット症候群はといえば
多少家庭環境が複雑でDTな男子高校生が
童顔巨乳な女の子にかっこつけてみせて
クラリネットをふいていたところ
同級生達にからまれてしまい
クラリネットは壊されるわ
ドレミファソラシの音が聴こえなくなるわという
意味のわからない病気が発生するわ
養父は暴力団に拉致されているわでドタバタと。
暗号ミステリっぽい流れもありつつ
どうでもいい軽いノリのラブコメっぽい雰囲気もありつつ
やっぱり最後はめちゃくちゃな展開でちゃんちゃんと。
文章からもドレミファソラシが消えているので
読みにくいっちゃあ読みにくいんですが
なんとなく慣れてしまうもので
こちらもさくーっと読めました。
いやぁ、裏切られるわぁ。

Amazonレビューに
「良質の現代落語」って書いてあるけど
このテンポは確かに落語的。

さて。
次はリピートを読みますか。
| 01:04 | book |
 
 
亜玖夢博士の経済入門
評価:
橘 玲
文藝春秋
¥ 1,650
(2007-11-28)
Amazonランキング: 2006位
本をジャケ買いしました。

最近マーケティングとか身近な経済書的なのを
ちょこちょこと読んでるんですが
これはなかなか面白かった。
帯から引用しますと
多重債務 - カーネマンの行動経済学
利権争い - ノイマンのゲーム理論
いじめ - ワッツとストロガッツのネットワーク理論
マルチ商法 - チャルディーニの社会心理学
自分探し - ゲーデルの不完全性定理

と、それぞれのテーマにそってゲーム理論だの
ネットワーク理論だのを解説するという趣向なんですが
亜玖夢博士というだけあってわりと悪趣味。
テイスト的には笑うセールスマンの喪黒福造のような。
人間社会のダークサイドをネタに色々を学ぶ
というような趣向になっております。

特にゲーム理論のところは暴力団の抗争がネタになってて
これはかなり面白かったというか説得力がある。
うんうん、そらそうだわな、という。
そういう意味ではナニワ金融道にも近いかもしれない。
こういう導入からであれば、それぞれの学説にも
興味が持てる人は増えるかもしれません。

ジャケ買いは当たりでした。
| 00:01 | book |
 
 
中川家礼二責任編集長『笑う鉄道』関西私鉄読本
評価:
中川家礼二
ワニブックス
¥ 1,575
(2008-05-02)
Amazonランキング: 167位
いやぁ、よくこんな本が出たもんだ。
僕も幼少の頃は人並みより少し多い位の鉄分があったため
電車は好きでしたし、小学生の時はNゲージにはまったり
でも小学生のお小遣いではどうにもならない趣味だとあきらめたり
それよりなにより関西の私鉄をフィーチュアした本て!という
びっくりで思わず購入してしまいました。

おけいはん(京阪電鉄沿線住民)でもあった私にとっては
中川家礼二と同様に京阪電車が心のふるさとであり
本の初っ端から樟葉駅が出てきたり
「なんであるの?橋本駅」というみんな共通の疑問とか
複々線で電車が4台並んでる写真とか
萱島の駅を貫通してる御神木の話とか
京阪電車はカーブが多いとか
補助椅子使ってるとドアから乗降しにくいとか
いちいち細かい話ばっかりで懐かし過ぎる!
僕も礼二と同じく京阪の6000系はかっこいいと思う。

#京都タワーが京阪の持ち物だとは知らなかった。

地元を離れているおけいはんには
とてもいい本です、これ。
| 21:44 | book |
 
 
バンドライフ―バンドマン20人の音楽人生劇場独白インタビュー集
評価:
吉田 豪
メディアックス
¥ 1,680
(2008-04)
Amazonランキング: 644位
敬愛するプロ・インタビュアー吉田豪による
「バンドマン20人の音楽人生劇場」
いやぁ、ほんと吉田豪さんはすごいわ。
ここまで相手の懐に入れるインタビュアーもなかなかない。
それでいてわざわざ相手のいやがる事をしゃべらせるような
某誌インタビューのような嫌らしさもなく
本人が予想外のことまでついつい喜んでいっぱいしゃべってしまう
みたいなその場の和んだ空気さえ読み取れてしまう。
なんていうんだろな、
ついつい脱がせてしかも相手をのらせてしまうカメラマン
みたいな、そんなインタビュアーであるところの吉田豪さんが
主にバンドブームを乗り越えてきた人達をインタビューして
1冊にまとめたという本です。

感想を一言でいうと
音楽で、バンドで食って行くって
ほんと大変なことなんだなぁって。
騙されたり、裏切られたりも沢山あるし
芸能人の人もそうなんだろうけど
給料制の時期ってほんと低賃金だし
ほんとにいろいろある。
でも今も音楽を続けている人達のインタビューだから
暗いだけの後ろ向きな話ではもちろんなくて
ブーム当時の裏話、みたいなノリ。
ファンにとっては「えー!?」という話も個別にはあるものの
全体としては面白く読める本だと思います。
やっぱこれは吉田豪さんの相手に対する愛というか興味
がそうさせるんだろうな、と思いますね。
ちなみに最近出てるKingの岡村隆インタビューもよかったです。

吉田豪「豪さんのポッド」: ■第77回『豪さんのポッド』(08年4月23日)
TAIJI(X JAPAN)インタビューは「いまやっているバンド単位での
再取材なら受ける」とのことだったので残念ながら掲載できず。
これは泣けるインタビューだったから載せたかったのになあ……。

とのこと。読みたかった。

個人的にはダイナマイト・トミーのインタビューが
入っているのがポイント高かったです。
ロッキンfとか昔読んでたんで!ダハハハハ


吉田豪「豪さんのポッド」

JUGEMテーマ:音楽
| 13:24 | book |
 
 
もやしもん6巻限定版 ぬいぐるみ付き
評価:
石川 雅之
講談社
---
(2008-02-22)
フランス編
巨大オリゼーは、肌ざわり抜群!

買ってきました。限定版。

こんな感じのでかい箱。
本屋さんには山積みになってました。
もやしもん1

お店の方へ
箱は開けずにそのままお客様にお渡しください。

と、箱の上部に書いてあります。

ぬいぐるみ本体はこんな感じ。
直径20cmぐらいはあるのかな。
けっこうでかい。
もやしもん2

内容はこれから読みます!

JUGEMテーマ:もやしもん


| 14:43 | book |
 
 
能登の白クマうらみのはり手 (THE VERY BEST OF Tatsuhiko Yamagami)
たまたま青山ABCをうろうろしていたら目に付いたので購入。
山上たつひこと言えばこち亀の秋本治がペンネームを
山止たつひこっていうもじった名前にしてたこととか
がきデカをちょこっと読んだことがあるぐらいで
ある意味伝説の漫画家的なポジションにいて
ちゃんと読んだことはなかったのだった。
ところがなんだかおしゃれげな装丁だし
山上たつひこ選集とかって全5巻シリーズだそうだし
監修がなんと江口寿史だし!
帯にも江口寿史のコメント
「このおかしさ面白さを映画に出来るものならしてみろ!」
というのがあり
これは買わねばと思って即レジへGo。

実はまだ全部読めてないんだけれども
これはすごい。
すごいというかひどい(笑)
例えば。
収められているいくつかの漫画で「イボグリくん」という
柔道青年みたいなのが出てくるんだけど
こんなわけわからん常軌を逸した行動をする主人公が
果たして今までいたのかという恐ろしい漫画。
踏み切り通過中の電車の中から岩を外に投げつけ
知り合いを死に至らしめ、敵をうちますよ!とか言いつつ
その妹にも石を投げつけ…
あ-、この後は書けません。
むちゃくちゃです。狂気だなこれは。
同時に時代も感じる。
これって今の世の中で普通に流通するところに
出てこれない気がするもんな。良くも悪くも。

それにしてもこのギャグ漫画にこめられた
狂気をたぶんに含んだパワー、エネルギーたるや
なんなんだろうか。
そういえばバカボンもそうだったな。
だんだんお行儀のよい世の中になってきてるんだろうか。
なんてことは別に考えずにただ読んで
うわー、すげー、むちゃくちゃやな…
って言って笑うためにあと4冊もきっと買うと思う。

ちなみに装丁はコンテムポラリープロダクションでした。
それもまたすごいな。
| 01:53 | book |