2008年11月
 
Nokiaが日本市場から撤退
Nokia、日本で携帯端末の販売打ち切り
フィンランドのNokiaは11月27日、日本国内での携帯電話端末の販売を打ち切ると発表した。「厳しい世界的な経済傾向の中では、日本独自の製品展開のための投資を続けていくことはできないと判断した」としている。


がーん…。
ここ3台連続でNokia端末を使っていた私であり
先日のソフトバンクの冬モデル発表の中でも
かっこいいなぁ、欲しいなぁ、と思ったのは
唯一Nokia端末のみであったのにも関わらずこのニュース。

ガラパゴスガラパゴス言われてますけれども
そのガラパゴスに乗り込んでくるiPhoneのような戦略もあれば
撤退していくという戦略もまたあるわけで。
「日本独自の製品開発」というのがどこにフォーカスをあてた
話なのかは知りたいところ。
スマートフォンとそうでない端末では
日本語のハンドリングコストがけっこう違うと思うのでね。

日本の携帯生態系の中で「その後世界が追いついてくる」のは何で
「既に取り残されている」のは何なのか。
サービス事業者としては見誤ってしまうと大変なことになるなあ。

韓国のネットゲームや総ID制と同じく
コンテンツがどうこうというよりも
「課金インフラ」がそこにあるかどうか
ということだけが重要だったりするんだろうか。
んー、でもモバゲーやグリーのようにキャリアの課金システム外にある
サービスにとってはそれがどうということでもないし
事はそう単純ではないか。

いずれにしても何かを象徴しているトピックだと思う。
あと、ついにiPhoneを買うタイミングなのか、とも思った。
電池の減りも最近著しいしな…。
| 21:52 | marketing |
 
 
JUGEMの画像アップロード機能がレベルアップ
お待たせしました!画像アップロード機能改善!
改善点1
1度にアップロードできる容量がアップしました!モブログも!

改善点2 
デジカメの写真をそのままアップロードできるようになりました!
さらに、300KB(有料500KB)~5MBの大きなJPEG画像は
自動的に長辺400ピクセルに縮小されアップロードされるようになりました。

改善点3
サムネイルで投稿することができるようになりました。

改善点4
一度にアップロードできる写真の枚数が3枚に増えました!

改善点5 
ウィジウィグエディタの画像タブからも
「回り込み」の指定ができるようになりました。


一度に出ましたねー。
個人的には1、2がとてもうれしい。
特に2はたまたまですけど
これまでこのブログで横400ピクセルに画像を
そろえていたので、わざわざアプリケーションで
横幅調整しなくてもよくなると楽ちんです!

容量は裏側をいろいろやらないといけないので
見た目より大変だったりします。

お疲れさまでした!
| 10:24 | pepabo |
 
 
Dir en grey / "UROBOROS"

DIR EN GREY
Fire Wall Division
¥ 3,150
(2008-11-12)
Amazonランキング: 253位
Dir en greyの7nd。
しかしすごいところまできたなー。

5st "Withering to Death"が出た時には
--
デビュー後どんどんと歌謡曲化していくバンドが多い中で
彼らはメタル、ミクスチャー、エモ、デス、ハードコアと
様々な要素を咀嚼しながら彼らなりのヘヴィな音楽を
追求してきた。そしてこのアルバムはある種の到達点
といっても言えるほどの完成度を誇っている。
--
と書いた事があったんですが
さらに独自の進化を遂げてますね。
このアルバムも海外16ヶ国で発売されるとか
KornのTHE FAMILY VALUES TOURに出たとか
Slipknotのメンバーも気に入ってるとか
もはやそういうのってどうでもいいよね。

和食の「和」は足し算の「和」であって
色んな国の食のいいところをあわせていって
それが「和食」なんだという文章をどこかで読んだけど
Dir en greyの音楽性もまさにそういうところだと思う。

ビジュアル面でもダークなイメージが強いですが
欧米的なゴス・ホラー的な色合いと
ドメスティックな怪談や曼荼羅等のオリエンタルな色合いが
個別に見たらそれぞれ全然違うテイストなんだけど
ほんとにうまく混ざりあってる。
音楽においても当然のようにそうで
いわゆるV系の流れにある歌メロと
今様のエクストリームミュージックに不可欠な攻撃性と複雑性、
音圧もリズムもダイナミックレンジの広い曲調は本当にごった煮で
前作まではあんまり感じなかったToolなんかに近い魑魅魍魎性がある。
楽器としてかなり幅の広い歌い方・声色を使い分けるvoの京はシャーマンだな。

個人的な好みを言えば、もう少しバスドラに音圧があってもいいし
歌ものとしては"Withering to Death"の方が好きだったりしますが
まあそれは瑣末なことです。
僕が音楽を好きになる要素のかなりの部分が含まれてる。
ヘヴィネス、歌メロ、リズム、音圧、複雑性、民族音楽的雰囲気 etc...
やあ、これはいいアルバムです。

たぶんこれ後から読むと恥ずかしい感じだw
| 23:42 | music |
 
 
ビジネス書を読むか読まないか
事業家にしてみたら、 - Toru Takasuka の起業・経営
僕は本なんて率先して読まない。本で事業が成功するなら、本でコンセプトのヒントが得られるなら死ぬほど読むけどね。:-P
(略)
ビジネス本なんて、数年前に設定した仮説の実証事件が終わった後に第三者が勝手な解釈で説明しているに過ぎない。仮説にしても抽象的すぎて実践不能だ。


とてもよくわかる話。
でも僕はわりとビジネス書の類を読む方です。
ただ、書いてあることをそのまま実践しよう
という教科書としては全く参考にしませんし
なるわけもないと思ってます。その点では同意。

普段から考えに考えている、思考の引き出しにおいてある事柄を
違う分野のことで比較対照してみるのが一番の効果。
tempフォルダにたくさん置いてあるんですよね。
昨日の「マーケに対する嫌悪感」もそれ。

うん、意味がわからんな。

例えば大学時代僕は小さな劇団をやってたんですが
商学部の授業で株式会社の意思決定の仕組みが出てきた時に考えたのは
あー、自分の劇団でいえば株主はどうで、取締役はあれで
こうすることで意思決定と責任分担がスムーズになる、だろうか
みたいなことを思ったりしたもんです。
そういう意味で、世の中の道理と呼ばれるものを別の場面で対照してみると
どうなるか、ということをよくやりますね。
これはたぶん僕の思考の癖です。

ビジネス書以外でも認知心理学や社会学の本は好きでよく読みますが
その場合でもいつも自分の引き出しのことと無意識に対照しているので
僕が本を読みながらメモったリすることは
本の主題と直接関係ないことの方が多いです。

まあ世の中に既にオープンになってる方法を
そのまま使って成功できるなら誰でも成功できるわっていう話なんで
どうやって異分野に写像できるか、ぐらいですかね。

あと、新しい分野を勉強するときには
本を10冊ぐらい読んでからにします。
これは知り合いの人が昔mixi日記に書いてて
なるほど、と思ったのでその後実践してます。
世間一般のセオリーを知っておくのも
敵を知るっていう意味では悪くないですしね。
でもそれはあくまでセオリーってことで。
| 22:26 | book |
 
 
マーケティングに対する嫌悪感
先日佐野さんとの間で
「なぜ日本にはCMO(チーフマーケティングオフィサー)がいないのだろうか」
という話になって、「営業(セリング)が強いからじゃないですか」と答えたんですが
それとは別に、「マーケティング」ということに対する嫌悪感を
けっこういろんなところで目にします。
なんでだろうな。
まあまた例にあげますが、小室の逮捕にからんで
中身の無い音楽をマーケティングによって売ってた云々
みたいな批判をする人がいるわけですけれども
そういう「売りつける」「表面だけ」みたいなイメージが
マーケティングについてまわってるのかしらと。
実際問題そう簡単にマーケティングでものなんか売れるわけないし
時代をつかむというのは十分に優れた能力であって
それは批判されるべきことでもなく
逆に、すぐれた商業アーティストは同時に優れたマーケターでもある
というのは音楽の世界やファッションデザインの世界ではよくみる光景で
というかデザインとマーケティングは完全に地続きだと思うんだよなぁ。
結局顧客とどうコミュニケーションをとるか、という方法論じゃないですか。
とか思うわけですが、まあそうやって意味を広義にとろうとするのは
たぶん僕の悪い癖で、そうするとなんとなくいろんなことにあてはまるけど
実質何も言っていないのと同じ、みたいな罠にはまったりします。
話しがそれたな。

ちょっとこれしばらく考えてみよう。
| 20:36 | marketing |
 
 
ブログに求めるものは視点だなぁ
なんか最近自分が他のいろんな人のブログに求めているのは
情報ではなくて視点なんだなぁと感じることが多い。
例えば小室哲哉の事件のケースなんかでも
ワイドショーなんかでやってる通り一遍の
「成功者からの転落」みたいなストーリーには辟易していて
この機に乗じて彼のやってきたこと自体も空っぽだみたいなこという人もいて
そういうのはなんだかなぁと思う一方で、
金融日記:小室哲哉さん、なぜ・・・
踊る阿呆に見る阿呆|六本木で働いていた元社長のアメブロ
独占取材 Kの独白 - Chikirinの日記
この辺りの記事にはなるほどなぁと思わされた。
3つ目のはフィクションとして書いてありますけれども
妙に生々しい。
堀江さんの記事も実感がこもっているし
金融日記さんの記事も全くもってそのとおりだなと。
それぞれの立場から見えることを書いてらっしゃる。

最近周産期医療のニュースがいくつか出ていますが
産婦人科医や救急医療のおかれている状況については
数年前からお医者さんのブログを読み続けている僕にとって
非常に身近に状況を感じることがあります。
医療に関わる人達が自ら日々思う事を書いているブログには
事件が起こったときに表面的な反応をする社説なんかよりも
よほど価値があると思うんですよね。
事件があろうとなかろうと色んなところで色んな人は生きてますし。

事実の多面性を伝える、色んな人の立場の物の見方を知らせる
ということについて、マスコミは相当にハンデを負っていて
でもそれに対応するつもりってあるんだろうか、と思うと
新聞をとらなくなって久しい僕ですが
今後もおそらくそのままだろうなと思います。
#会社にあるものは読みますが。

情報っていうとなんか感覚的に違う感じがするんですけど
今後もこういう「視点」の感じられる記事を読んでいきたいものです。
説教する、糾弾する、という視点が固定されたものには興味ないし
自分のを豊かにしてくれるものがいいですね。
| 22:18 | blog |
 
 
リサーチと直観と
未来のためにやるリサーチっていうより
今の理屈付けのためにやるリサーチのほうが
世の中で幅を利かせてる気がする。
不確実な未来のためにできるリサーチって
どんなものがあるんだろうか。

というか
世の中に広く流布されている調査データをもとにして
これはいけます!みたいなことを考えるのって
イノベーティブじゃないよなー。
二番煎じ三番煎じで、ある程度確定的な見通しはたつかもしれないけど
勝負に勝てるわけじゃない。そんなのつまんないよなー。

不確実性をハンドリングする、なんてこととか
イノベーションが発生する環境を構築する
なんてのは幻想の話なんだろか、というと
やっぱりそうではない気がする。
というかそういう動きをリジェクトする要因とか環境というのは
容易に想像がつくので、それらを排除していくことは
それだけでも役に立つんじゃないだろか。

こういうのみんな便利なんじゃないですか。どうでしょうか。
ていうようなことより、
誰もいらないかもしれないけど、自分はめっちゃ欲しいです!
みたいな情熱のほうが信用できる気がする。
というのは私がまだまだ未熟だからかもしれないけども。

でもやっぱそういう不確実性の高い物事について
決断するのは経営者の仕事だよね。
で、その決断のよりどころがデータなのか直観なのか。

データってある種の切り取り方でしかないから
プラスに見えるデータもマイナスに見えるデータも
どうとでもつくれてしまうっていう怖さもある。
データも主観だよね、という。
という意味でデータに頼るなら底なし沼にはまるほど
徹底的にいろんな角度から調査検証をする必要があるけど
世の中にたくさんネタが転がってるデータなんて…以下略。

結局よくわからないままなんだけれども
マーケターがリサーチすべき対象とか領域って
どういうところなんだろな、というのを最近よく思うもので
とりあえず走り書き。
| 22:03 | marketing |
 
 
問いを立てる力
社外の人とミーティングをしたり
面接に出たり、或いは取材を受けたりして
いろんな質問を受けることがある。
そういった質問に対する回答は
その場その場で組み立てたことを回答してることが多いんだけれども
「その場の思いつき」というわけではない。
既に自分の中に情報の断片として存在していたことを
問いを受けたことによって、再確認してみると
ある種の形に見える、といったような感覚。

このブログでも何度か書いていることで
アウトプットしてはじめて「理解」できるものであって
その問いを受ける前は理解できていなかった、と言えると思う。
断片は知っていたが、筋道になっていなかったというか。

こういった「問い」を自分で立てられるかどうか
ということは特にマーケティング的な能力の中では
相当に重要なことなんじゃないかと思う。
社内のマーケ担当者の人たちとは「好奇心」「洞察力」が
大事だという話をよくしているんだけれども
それが自分が普段ずっと接している仕事の中身に対しても
発揮できるかどうか。
当たり前だと思って見過ごしていないかどうか。
物事のはじまりと結果をきちんと筋道たてて理解できているか。
inputとoutputの間がブラックボックスのまま
なんとなくそういうものだと流してしまっていないか。
そういう意味で問いを立てる能力がとても大事だと思うんだな。

当たり前だと思っていることの中に
山のように当たり前じゃない事柄があるはず。

4Pとか3CとかSWOTとか5forcesとかそういった
マーケティングで利用される分析のフレームワークというのは
それぞれの切り口から見ることを強要することで
いつもとちょっと違った視点に立てる
という意味で有用なんじゃないかと思う。
つまり問いを立てるということじゃないかと。
この辺を履き違えると、4Pで分析することが大事とか
3Cで分析すると答えに近づくとか、思ってしまうのでは。
そんなの本質的な話じゃない気がするんだな。
あくまで切り口ですよ。切り口。
おそらく今後もいろんなフレームワークは発明されるだろうし
時代や事業構造によって有用性は変わってくるんだろうけど
それらが切り口であるっていう本質は変わらないと思う。
| 20:49 | marketing |