| SPBSラボ:「これからの本屋さん」に行ってきました | 2012.06.28 |
というイベントがありましたので
昨晩SHIBUYA PUBLISHINGさんに行ってきました。
numabooksやbook pick orchestraの活動で有名で
7月にB&Bという書店を下北沢にオープンされる内沼晋太郎さん
立川市を中心とした地域密着型の書店、オリオン書房の白川浩介さん
ヴィレッジヴァンガード川崎チッタ店店長で本棚部長の花田菜々子さん
という書店に対してのポジションがそれぞれ違ったお三方という人選。
終わってみて考えると絶妙だったなと思います。
まず最初に「東京に面白い本屋さんてありますか?」
という問いからスタートしたトークショーでは
オリオンパピルスさんがいいと言う話や
花田さんはガケ書房さんが好きだとか
無いから作ろうと思ってるんですという内沼さんと
それぞれ何かの物足りなさを感じつつも
「町の書店」と「本好きが好む書店」の違いなんかも
交えつつ面白い話が続きました。
中でもやはり内沼さんの話には
「5分で知的好奇心を刺激したい」とか
「本屋の利益率を改善したい」とか
「毎日イベントは無理じゃなくて、やると決めてから考える」とか
非常に熱い話題が多くてよかったです。
ビレバン社内でも本・カルチャーということの考え方について
売れるんだったら○○も置いていいじゃないか、いやそれはどうなんだ
と、よく議論になる、という話は非常に面白くて
売上利益が重視されるという環境の中でも
本屋であることを辞めない何かがやはりあるのだなと。
それは白川さんが仰っていた
デベロッパーが求める書店の機能と消費者が求める書店の機能に
違いがあるのかもしれない、という話にも
なんとなくリンクしている気がして非常に示唆に富んでいたと思います。
モノの値段というものは本当に合理的な意味があってついているわけではなくて
商売の論理上はほっておけば値段なんて下がっていくほうにしか動かないわけですよね。
そんな中でも書店の商売が成り立つように、取次や流通が超進化して
配本や返品の仕組みが確立されてきたわけで
その分業態勢が故に世の中の時流にアジャストしづらい
というのが現状なのだろうと思います。
そんな中でいろんな挑戦をされているお三方の話は
とても参考になりましたし色んなヒントがありましたね。
行ってよかったです。
| 11:54 | book |




