| ユーザーの声を聞く | 2009.01.16 |
ユーザーの意見を取り入れて商売がうまくいく(ヒット商品が生まれる)などということはまずない。なぜなら消費者が具体的にイメージし切れていない曖昧なニーズを具現化してあげるのがマーケティングであり、製品開発だから。
これは完全に同意。
その上で思うことがあって
消費者が具体的にイメージできてることって
もうあるんですよね、世の中に。
既に商品化されているものだったり
既に競合が実装している機能だったり
既に使ったことのあるサービスだったり
ということで、そんなものを商品化したところで
「圧倒的差別化」にはつながらない。
二番煎じだったり、競合との差を埋めることには
貢献できるかもしれないけれども
それって、どうなんだろねぇ
と思う場面が多いのです。
マーケティングで重要なのは観察/解釈だよなと思う。
ユーザーの声を聞く、というのは間違いやすい表現で
インタビューするとかアンケートをとればいいとか
そういう話になりかねない。
内なる声を聞く、とか
言葉を読み解く、とか
裏読みする、とか
そういう観察/解釈に近いプロセスが重要なんだと思うなぁ。
インタビュー自体もそこで既に言語化されてることを
ピックアップするだけならたいした意味は無くて
言語化されていないところを見出すのが大事。
使い古された例えで恐縮ですが
「ドリルがほしい」
という消費者の声に応えるのは
結果としての「穴」であって
ドリルそのものじゃなかったり
っていう話ですよね。
| 00:50 | marketing |